生きている!!平凡妻です。
外出禁止令が出されてから約3週間、ゴミ捨て以外は自宅缶詰プレス生活を決行&スーパーの買い物すら2回。
ウィルスを撒かない&撒かせないヒッキーエリートの善民生活っぷりに、昨日まで死にかけていたボリス・ジョンソンから感謝状を贈られてもいい。
さて、そろそろ下品&ゲスなブログを書いても誰も怒らないだろうと勝手に自粛を明けて今朝の牛乳ショッピング事件を書きます。
「あ、牛乳がな~い」
その一言、めちゃめちゃ重いねん、今。
いつもの生活ならば「じゃあ帰りに買ってくるよ~」と軽く請け負える主婦の買い物ではあるが、コロナ×100000世界では息を吸うのすら緊張し、感染リスクの高まるスーパーへ出かけるのはヒトは食わなきゃ死ぬから狩りしに行くゼ!!くらいの気持ちなワケであります。
んで、牛乳がないと。
ンンンキィイイイ!シリアルにドバドバ牛乳かけるな!!計算して使え!!
と、朝からモノ申せば、「細けぇなおい」と顔でうるせぇと反論してくる家族に疲れながらも、食品戦士は牛乳を求めコーナーショップ(小さな個人商店)へ出かけました。
まず、
①顔に髪がかかったり、目に入らないようまとめる
②前後に爪先までハンドジェルで消毒
③店内で携帯を触らないようリストは紙に書き出し使用後は破棄
④着る洋服は全て玄関で着脱
⑤現金でなくコンタクトレスのカード決済で使用後は消毒
このルールを徹底し、いざ行った。
道行くご近所さんと2mどころか5m先で挨拶し(Social Distancingを徹底)、通り過ぎるご婦人と「天気がいいですね!」と道を一本あけて大声で言い合う。…バアちゃんの耳が遠いのか、距離が遠すぎるのか不明だがsoシュール。
何コレ。セカチューかよ。
大声で伝い合いたいことは特にないにせよ、それでも他人と会話するだけでこのご時世は和むことよ…と心温まりお店に到着しました。
いつもの小さな店のウィンドウを見ると、店主のおじさんが入口すぐ近くで品出しをしてたので「あ、2mあけられないかも。ちょっと詰めてもらおう」とコンコン、とドアを叩きます。
オッサン、窓から手をあげてHiしてくれる。が、動かない。もう一度やる。
コンコーン!!
…?Hi, come on! ガチャッ
近い近い近い!!!NO!!あッドアサンキューッbut,2ミーーターーー!!!プリーズ!!!!
と、ドアを開けてくれた親切への謝辞より1000倍「2m,please」が全面に押し出され失礼つかまつりました。
が、まぁいい。
うっかりしてしまったのだろう、と気を取り直してカゴを手に取ります。
明らかに消毒していない埃っぽいカートを指を浮かせながら怖々と取り、「いや、指そのものを消毒してっから今は無菌」と意味不明な念を送り、野菜・フルールコーナーを迂回してお目当ての牛乳・生クリーム・チーズコーナーへ。
角を曲がると、
「Hi,you alright?」
ガーーン。
イケメンが床に直置きして牛乳を品出ししている。この時の平凡妻の頭の中は2m distanceで警報が鳴るので、イケメン牛乳に近付けません。
「Sorry, May I grab that milk,so…?」と、だからつまり一回そこ離れてくれない?と柱の陰から圧をかけてどいてもらうも、店が極小なのでイケメンとの距離は50㎝。
人生でイケメンに近付きたくないと思う事、マジでなかった。今だけは坂口健太郎でも佐藤健でも中村倫也でもウッ…と躊躇うでしょう。(今だけ)
ババアに警戒される身の彼にもメンゴではありますが、お互いに無症状保菌者ではない可能性は否定できません。
毎日800人近い人が亡くなっているのです。注意してもしすぎることはありません。
手早く牛乳を取って、そうだ、ケーキ作るのにdoouble cream(生クリーム)も買おうと同じ棚を探すもありません。
察知した50cmイケメンが、
「これだろ?」
と床直置きカートから爽やかに取ってくれるも、それ!ありがとう!!でも近い近い近い!!!
ほんで差し出されても困るんだよぉぁぁああ!!
直接受け取れないから床にポンと置かれる。…お、おおう…thank you, but それ、ギリシャヨーグルトな。そんで床はやめろ。
いやいや、ハァーン?
このご時世に感染リスクをしょって店を開けてくれるだけでもひれ伏して感謝しろや。
Keyworkers様のおかげで日常が送れるのだぞ!!と脳内で自分を往復ビンタ&アゴフック。
2mと店員さんへの礼の間で揺れ動いた朝でした。
結局、double creamはイケメンが床に置いたカートから好きに取れよ、と双方の安全保障される方法で手に入れました。
有難いけれど、いつもの親切をいつも通り受け取れないことに心がチクっとします。
自分は気にし過ぎなのではないかと頭をよぎるも、自分だけでなく相手の為にも2mは徹底したい。
みんな誰かの大切な人で、少しの不注意でその人が亡くなる間接的な接触をなるべく減らしたいではありませんか。
日本ではイギリスほど規制が厳しくなく、Social distancingも浸透していないと聞いておりますが本当なのでしょうか?
その地にいないのでニュースやTwitterで得る情報しかないのですが、ひとまず平凡妻の住むイギリスの町はこんな感じです。
公園でも、散歩でも、道行く人は必ず2mをあけて通る。
日本では志村けんさんがコロナウルスで亡くなられましたね。心よりご冥福をお祈り致します。
周知でしょうが、コロナウィスルはお年寄りだけが命を落とす病ではありません。
まさか、これを読んでいるなかに不要不急ではない外出をしている無意識スプレッダーバイオテロ野郎はいねえだろうな??
「暑くなってきたな~」
「ガツンとミカン食べたいしコンビニ行くか」
なんぞやってたら、イギリスから脱肛&痔になる呪いをかけます。
ガツンとミカンも酒もタバコもライブもK1も、恋人とのイチャコラもなりませぬ。今はなりませぬ。欲しがりません。勝つまでは!!
といことで、在外邦人出羽守の説教じみた最後はウッザァという感じですが、読者の皆様のご健康をお祈りしている次第であります。
顔も名前も知らないけれど、何かの縁あってこのブログをお読みくださっている皆様に、いつでも元気でいて欲しい。
もし平凡妻がコロナにかかりましたらここで経過をお知らせ致しますので、念力を送ってください。
本日もお家でおこもり、頑張りましょう!
P.S 安倍総理の飼ってるお犬様、私より毛並みが良くて嫉妬しました。
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