お久しぶりです。まだ息してます。
息子(5さい)の反抗期に応戦するべく、昭和育児のお膝元で純正培養された平凡妻はついうっかり鬼ババア化してしまいHPゴリゴリ削られてます。
一生達成できないのは「叱らない育児」ですハイ。
そんな平凡妻ですが、イギリスで子育てしているとイギリス式の育児に驚くこと多数。逆に日本式に「何で!?」とイギリス人の友人達に驚かれることも多数。
本日はそんな日本とイギリスの子育てギャップについて語る。
何が違う?日本とイギリスの育児事情
大声&体罰で叱らない
日本のオカン、怖いよねぇ…。
一時帰国するたびに、ショッピングセンターやフードコート、児童館などで、
「いい加減にしなさいって言ってるでしょうがぁぁぁああ!!!」
「ゴルゥアアア!!!」
ペシッ←磯野カツオ小突き
みたいな方々を見かけます。
…いや~、ドチャクソわかる。逆毛立たせて顔真っ赤で口角に泡ついてますよ?お巡りさ~ん、このババアの方がうるせ~ですよ??みたいなね。
ハイ、恥ずかしながらワタクシもその一派の自覚はあります。
個人的な体感ですが、日本の親はイギリスより子どもの躾に厳しい。
「人に迷惑をかけるな」が社会の共通認識だからかと思いますが、日本の子どもたちは家に遊びに来た時でもイギリスの同月齢の子よりお行儀が良い。
散らかさない、遊んだらお片づけ、人の家でおやつをねだらない、靴を揃える、室内で大声を出さない、などのマナーが叩き込まれている。
日本も昭和育児からシフトし、「叱らない育児」なるヌルっこい育児法が流行っています。端的に言えば、子どもが悪いことをしても強く怒ったりせずに言い聞かせましょう。という聖母マリアにしかできないユルフワ育児です。
周囲のイギリス人ママは完全にこちら。マジで聖母マリアしかいねーんだけど??叱るときは、
「Betty, play nicely please」
「Betty, that’s not kind」
「Betty, don’t be silly」
↑これで内心マジギレって感じ。
やややわらか~い。
ふわっふわスフレ系です。今までplay group(育児サークル)、習いごと5つ、ママ友複数人を見渡してもガチギレしてる鬼ババアを見たことがありません。
イギリスで大声で子どもを叱ったり、よもや磯野カツオ的な軽い小突きであっても、手を出したりすればDQN親に認定です。
子どもにあまり多くを求めず、のびのび育てている印象。
家の中ではまた違うようで、隣家のDaddyのマジ切れ声がたまーに聞こえてくるが。
平凡妻は夜露死苦↑ヤキ入れ上等オカンだと誤解されたくないので付け加えると、「叱る」ことはするけど、怒ることは極力避けてる。
「怒る」ことと「叱る」ことは似ているようで全く違います。
怒りの感情でボコボコに子を打ちのめすのが怒ることで、なぜそれをしてはいけないのかを厳しい言葉を使って理解させることが叱ることだと認識しています。
それでも、イギリスでは厳しい方だという自覚アリ。
育児も本当に人それぞれですが、傾向として、イギリスの子育て感覚に慣れると日本の友人は厳しすぎると思ったり、逆にそれはちゃんと叱らないとダメでしょ!とイギリスの子どもの態度を見て感じることもあります。
必ずPleaseを言わせる
イギリスの子どもがまず一番はじめに覚えさせられるマナーの言葉は、おそらくpleaseです。
例えば、公園で喉が渇いたとき水が欲しいと泣けば、親はHow do you say?と促し必ずmummy,water, please?と言わせる。
pleaseなしでは何も貰えない勢い。お店だけでなく、親やお友達同士でも何かをお願いする際は必ず言え!と躾けられる模様。
一方、日本はあいさつに厳しいですよね。親がほら、こんにちは、は?おじゃまします、は?いただきます、は?みたいな。そんな感じ。
日本人が英語に慣れないうちは、お店での注文する際などに忘れがちです。お察しのようにかなり失礼なのでイギリスにお越しの際は必ず言いましょう。
↑わーっとるわ超余計なお世話
基本ひとりで寝る
イギリスでは新生児~半年くらまでに多発しやすいSIDS(乳幼児突然死症候群)のハイリスク期間が過ぎれば、親とは別のベッドで寝るのが一般的です。
我が家はまだ一緒に寝ています。
これ、友人たちに話すと未だに一番ビックリされる。
「まだ一緒に寝てるの!?」
「5歳よ!?」
ハーイ、うちのお坊っちゃんはマミーのパジャマをクンクンしないと寝られねぇマザコンなんですよ。おっぱいじゃないだけマシくらいに思っている。
仰天する友人たちには、家庭内ではそんなに早く自立する必要はないと思ってること、日本はイギリスのように頻繁にハグしたりキスしたりMy sweet heart! Oh my love!などのカユい台詞を言わないぶん、甘えを補っていることを話しました。
that’s interesting、と言われた。
こっちも色々interesting。
親がどこでも送迎する
イギリスでは、子どもが11歳になるまでは子供がひとりで学校や習い事に行くことはできません。どこへでも親が送迎します。
日本は小学生になれば一人で下校し、近所の公園やお友達の家まで自転車に乗って出かけるようですが、危険すぎない??
一時帰国したとき、国道沿いを補助輪を付けた幼稚園生くらいの子供が自転車を漕いでいて戦慄しました…。
日本は治安がいいから、とか関係ない。ヤバイ小児性愛者がゴロゴロしてるし交通事故も怖い。
脱線するがペド性犯罪者は滅しろ。
平凡妻の住んでいるエリアは田舎なので静かだし車の通りも少ないですが、子どもが一人で歩いているのは全く見かけません。
一度、イヤイヤ期で手を繋ぎたがらない息子を公園で放牧して遠巻きに眺めていたら、知らない紳士に速攻で保護されました。大変申し訳ないことをやらかし、大反省。
交通事故の危険がなくとも、たとえ公園でも、手がすぐに届かない場所に行かせてはならなかった。
日本では仕事の終業時間の兼ね合いもあるからなかなか難しいんですけど、過保護と言われようと、子どもの安全のためにはイギリスのように小さいうちは送り迎えが必要だと思うのだけどなぁ…。
さっ、本日は日本とイギリスの育児の違いについて書きました。
平凡妻が知っている日本とイギリスの育児は、時代やもちろん個人によって(イギリスではきっと階級によっても)変わるものなのであくまで参考までに。
↑こういうこと言っておかないとす~ぐカッカしちゃう方がいるんですよ。本当メンドくせぇな~鼻ホジ
最後になりましたが、コロナウィルスの脅威のなか日本で毎日頑張っている読者の皆様のご健康をお祈りしています。
それにしてもウィルスは27℃の熱じゃ死にませんよねぇ。人間の平熱36.5℃とかジャン…?
デマ流す野郎も滅してください。
それから、ハーフタームの間のお休みをありがとうございました。ブログはまたボチボチ再開していきます!
皆様、良き日を。
あっ!もっと他の記事も読みたいって!?そんな方はこのヒスバアアが虐待を疑われたこちらの記事もおすすめです↓