旅行に行くジャン一時帰国するジャン?
「いいな~お土産買ってきて~!」
これをスタバのフラペチーノを上目遣いで飲みながら齧歯類のようなキュートでスイートな見かけゆえその無遠慮なおねだりを平然とする女にウンザリする人生だったのですが、友達に断捨離されて今やヒューマン系ミニマリストな平凡妻です。
結果、類友の口悪い連中しか残らなかったんですけど。
その正直すぎる友人達からこれめっちゃ微妙~とクレーム付けられたものは省き(モンスターマンチ)、また買って来いとリクエストされた評判の良いお土産リストをまとめました。
全部イギリスでしか買えない、実際に食べたことのある本当におすすめできる美味しいものだけ選びました。しかも高くありません!
一時帰国やご旅行の参考になれば幸いです。
Maldon SEA SALT FLAKES
塩かよ…そう思うでしょうそうでしょう。
塩なんてハジッコ調味料は「伯方の塩」これでまぁええよ、塩は塩やで、とする方の何と多いことか。過去の自分を含め。
(伯方の塩も好きだけど)
イギリスは良くも悪くも塩コショウ!スパイス!ビネガー!?あッケチャップorグレーヴィー??の世界。
それゆえスーパーでスモークソルトやトリュフソルト、形状は細かい粒や結晶のものまで、圧倒的に日本より品ぞろえが豊富です。
平凡妻のおススメのMalden sea salt です。特にFLAKESは結晶がキラキラしてキレイ。
シンプルなパスタソースやカプレーゼにどうぞ。
日本で主婦やっていたので実感するのですが、日本の一般的なスーパーで洋食にピッタリな塩は種類が限られています。
塩が美味しければ多少しょっぱくても逆に薄くても、味はちゃんと決まります。
美味しい塩は「ひとつまみ」という超アバウトなグラム数でもいい塩梅!
お料理する方へおすすめです。
おすすめのショートブレッド
Cartwright bulter
友人にプレゼントすると喜ばれる率が異常だったのがこちら。
1891年にヨークシャーのクラフトギャラリーで自家製食品の販売からスタートしたブランドです。
味はやや甘め。
味のバリエーションが豊富なので送る相手に合わせてチョイスができます。普通のバター味に飽きた方におすすめです。
日本のアマゾンで見たらあるにはあるが、転売業者なのか¥3000くらいするのですけど…。価格設定が恐ろしいよ。それから種類があまりないですね。
イギリスで買うことをお勧めします。
SHORTBREAD HOUSE OF Edinburgh
トラディショナルな味が好きで、さらにスコットランドが好きな方はこちらを。
1989年に夫婦でエディンバラに構えたベーカリーの伝統レシピを、今でも一枚一枚、手作りしているそう。
味は素朴で粉の味が強いです。ショートブレッドはスコットランドのお菓子なので、古き良き地元の会社に貢献するのも良し。
両ブランドともにクラシックで英国らしい缶が美しく、バターの味と香りがとても濃厚です。
缶入りはスーツケースに入れてもバキバキになる心配もなく、日本未上陸!!
デザインも味も良い大御所はF&Mですが、価格が目ん玉飛び出るほど高いのと日本でも買えるのが個人的にはおすすめしきれません。
ただF&Mの方が種類が圧倒的に多いのと、デコラティブなデザインの缶は豊富なので、見た目の高級感はあります。
味に関しては負けないと思います。
次!!
ビスケットは味さえ良ければOK派へのおすすめはこちら↓
Island Bakery Organic Lemon Melts
塩気があるレモン生地×ホワイトチョコレート。
この組み合わせでマズイわけなかろうよ!今までGreat taste awardとOrganic food awardを受賞しています。
上記2つのメーカーよりやや薄いカットのラウンド型です。こちらも日本では買えません。
シンプルで上質な素材を使った非ジャンクなビスケット。チョコやレモンなどのプラスアルファの甘い素材が入っても、くどくありません。
このコーティングチョコレートは、カカオ含有量が多い本物のチョコレートなので溶けやすいため、夏のお土産にはNGです。
(砂糖ばかりのチョコなら溶けない)
そこだけお気をつけくださいな。
ここまで書いておきながら、平凡妻は日本でも買えるwalker’sが何だかんだ好き。←えぇ~
ただ、日本で買えないものを渡す派なのでおすすめからは外しました。
おすすめの紅茶
teapigs darjeeling earl grey
紅茶の大御所はF&Mです。
が、んが!
あそこの紅茶をデイリーに飲むイギリス人ってマジで存在するの…?upper of upper classですかね…?
イギリスはミルクティー大国ですが、日本人へのお土産で渡すのであればストレートで飲んで美味しいものが無難かと。
こちらのEarl Greyはtea bagですが、味は市販でトップクラスに美味いと確信中で超リピートしています。
紅茶が好きで紅茶屋さんでバイトしていたし小学生から毎日のように紅茶を飲んでいる平凡妻が言うのです。信憑性がマシマシでしょうそうでしょう??
↑舌は鈍感
ハイ次は本場のティーバッグ。
イギリスの家3軒につき1軒はここの紅茶を毎日飲んでいるのではないでしょうか。
YORKSHIRE TEA
平凡妻の周りは自分を含めYorkshire teaユーザーばかりです。
こちらは美味しいか?と問われればスイマセン…普通です…。
毎日5杯くらいはバケツのようなマグで飲んでいますが、好きではあれど美味~!!ではなく、あくまで日常の飲み物として美味しいよ、くらい。
日本の紅茶と違って香りが良いとかでは決してなく、ミルクと割る用なので色がめちゃくちゃ濃いのは確か。
ストレートには向きません。
イギリス人のように紅茶はミルクティーしか飲まないご友人であれば、Yorkshire teaを勧めます。
ちなみに赤箱が一番濃いです。
ゴールドとhard water用はもう少しマイルドなお味。
あッPG??PGは敵です。
パウチのイギリス本場カレー
SPICE TAILOR Butter Chicken
えええ??
ワッターヘルCurry???
そうなんでございますヨ。カレーは立派なインド系イギリス料理です。インド系移民の方々がもたらした功績です。
フィッシュ&チップスやサンデー・ローストは日本に持ち込めないし持ち込むほど美味しくもないんですけど←オイ
ここの!
パウチ入りのカレーキットは!
ウマイから!!
特にバター・チキンは日本人も好きで浸透している人気の味だし、
①スパイスのセット
②ベースのソース
③仕上げのソースの3袋とインストラクション
全てが付いていて、お肉と大匙1の油さえ用意すれば10分で本格カレーが完成します。
味は日本にタケノコの如く沸くインド・カレー屋を完全に凌ぎます。
銭ゲバ主婦なので、ここのパウチ・シリーズを買い占め、六本木あたりで1500円ランチ開いて一山当てたいとすら思っている。
スーツケースを占領しない片手に乗るコンパクトなサイズ感も助かります。
「は??カレーかよ何で??」だった友人も食べてしまえば、
「美味しかった!また買ってきて!」
と言われること多し。イギリスで市民権を得たインドカレーのレベルを侮るなかれ。
エマ・ブリッジウォーターとバーレイ
割れるし重いしデザインも好き嫌いあります。
ただ、好きな人が多いこちらの2つのメーカー。直営店は日本になく、個人輸入業者がネットで転売しているだけなので、ぜひ欲しい!と考えている方も多いのではないでしょうか。
emma bridgewater
emma bridgewaterで人気なのは、写真上のドットと花柄です。
格安のファクトリーショップに2回ほど行ったこのがあるのですが、emma bridgeはそこまで安くなっておらず3割引きくらいです。
結構キズやプリントミスも多いので個人的には正規品を推奨します。
Burleigh
burleighは写真上のブルーキャリコという花柄が一番人気です。
ご友人には正規品を送られるとして、ご自分用に検討されるのであればぜひファクトリーショップがおすすめです。
平凡妻の家にも50%オフからさらに20%引きで購入した戦利品があります。
プリントも派手なのでそこまでB品という感じでもありません。
食器が好きな方はお好みをご本人に相談のうえ検討(←ココまじで大事なところ)されたら良いかと思います。
ハンドキャリーしなければなりませんが、特別なプレゼントとして喜ばれます。平凡妻は結婚祝いに贈りました。
お土産は受け取る方の趣味と好みがファーストなので、ハマりそうなものがあればお試しください。
冒頭でお話した微妙な反応だったモンスターマンチは、うーん…日本のキャベツ太郎のような懐かしい系のスナック菓子。たしかドイツ発祥。
しかもコレ、友人に日本のテレビで紹介されていたから買って来て!と言われて持って行ってやったのに何つー厚かましさだよ。
いいんだけどサ~そういうところが好きだから。
イギリスではよく売っています。
まだの方はぜひ。
お土産関連でいえば、やや炎上した平凡妻の人間性を疑われた記事もどうぞ↓
その他におすすめがあれば、平凡妻にも教えて欲しいです。そろそろ一時帰国のお土産リストがネタ切れなんですよ…。ハァ。
それでは、良い一日を!