イギリス移住に必要?持ってきてよかったもの・要らなかったもの/駐在妻編

海外移住」このワードだけでとんでもない大ごとのよう。

しかし、実際にやってみれば何て事ないただの海外引越です。

「これは持ってきてよかった。」

「これは要らなかった。」

等々、平凡妻の体験談を振り返りリスト化しました。

前置きとして、引っ越し先がロンドンなのか、ロンドンでなくても都市部なのか、田舎なのかでも生活の便利度はケタ違い。

住まいによって、そして立場によっても必要なものは大きく変わります。

平凡妻は田舎住まいの子持ち駐在妻。

リスや野ウサギが出るカントリー・ライフは、日本食材など「現地で買えるからわざわざ持ってこなくてもいい。」と言われるものも必要です。

できるだけ広い立場の方に参考になるよう、ジェネラル目線で書きました。

都市部に引っ越し予定の方は耳半分と目半分で参考にしてください。

イギリス移住の必須アイテム
  • ビザ(あたぼうよ!)
  • お金(あればあるほど良い)
  • 健康体(イギリスは専門医にすぐかかれない)
  • コミュニティで通じる英語 (できないと病むから)
  • 子持ちなら母子手帳の英訳(予防接種の欄)

常識オブ常識の必須アイテム。

<ビザ>

お忘れになる方は多分どこかがおかしいので病院へ。

<お金>

お金は、あればあるほど楽しいのがイギリスかと思います。食品材料などは無税なので日本より安く済むものの、娯楽の外食や交通費などはバリクソ高いです。

海外貧乏生活は、イギリスの寒さと暗さと雨より心にキます。

カネ is everythig。

<健康体>

イギリスは風邪やインフルごときでは病院に行きません。自然治癒が基本です。重病でもない限り、GP(町の診療所)にかかってちょっと診ておしまい。

渡英前に多めに常備薬を揃え、医者にかかっている場合は薬をできるだけ多く処方してもらいましょう。

平凡妻はものもらいごときで1カ月半は苦しみました。

詳しくはこちら→イギリスで目は擦るなbyものもらいババア

<コミュニティで通じる英語>

コミュニテイで通じる英語=あなたがイギリス社会で属する場所で使われる英語

留学生ならアカデミック英語、社会人ならビジネス英語、平凡妻のような帯同でしたらサバイバル英語。

日系サービスや日本人が多い都会なら、サバイバル英語でも生きていけそう。

しかし、田舎住まいになるようでしたら英語は必須です。

日系の幼稚園や病院どころか、日本人はほぼいない地域に住んでいます。ここ田舎は閉鎖的で、英語ができないとナメた態度を取られたりすることも多い。

イギリスアクセントの英語を勉強しておいて損はありません。

どんなコミュニティに属する人も、英語ができないと結構な確率で精神を病みます。じゃあどのくらいのレベルが必要なのか?

→「できればできるだけイイに決まっとるわ、はよ勉強せい。」です。

※いや…私もネ

辛くなったらコチラをどうぞ。→イギリスワーホリ・留学・駐在…辛い方への6つの処方箋

英語が全くできなくとも明るく生きていける方は問題ナシですが、恐らく少数派です。

<母子手帳の英訳>

お子さんをお持ちの方は、予防接種のスケジュールが日英で異なりますので要注意。

日本で打った予防接種の欄を英訳し、こちらのGPで引き続き打てるよう調整します。

引っ越し後にGPに子供の情報を登録すると、letterで「そろそろ○○を打つ時期です。来院してください。」のようなお知らせが来ます。

その際に母子手帳の予防接種の英訳部分をGPのナースに見せれば、どこから打てばいいのか相談ができます。

イギリスでは母子手帳の代わりに、Red Bookと呼ばれる子供の健康手帳のようなものが貰えますが、子が成長してから渡英する場合は日本の母子手帳の英訳で対応できます。

平凡妻は息子が1歳で渡英しましたが、日本の母子手帳に予防接種記録を英語で記入してもらっています。

イギリスに持ってきてよかったモノ

ここからはあると豊かになるアイテム。

言い換えれば、現地調達できますので大丈夫。ただ、日本より品質が落ちたり高価だったりするものを挙げます。

  • 眼鏡、サングラス
  • ドラストの日焼け止め
  • 強保湿タイプのいつもの化粧水
  • 活字中毒ならKindleが読めるタブレット
  • 賞味期限が長い日本食材
  • ヒートテック

<眼鏡・サングラス>

平凡妻は「AKBの柏木由紀ちゃんに似てるね!」と人生で3回は言われた元・美少女なんですけど、それつまり鼻が丸くて低い。

眼鏡が雪崩を起こす。ズルズル~ッと。

眼鏡やサングラスは、イギリス製品は悲しいことにアジア人規格ではないので似合わないものが多い上、彫りの浅い顔に乗せたときに痛かったりします。

サングラスは小っ恥ずかしいアイテムNO.1です、わかります。

アレを平常時に空気を吸うがのごとく着用できる人は、

①自意識が崩壊しているか

②治安悪めコンビニにタムロするエグザイル崇拝人

③セレブ美人

のどれかです。

しかし、ヨーロッパの夏は日差しが強く平凡妻は日光が目に入ると涙がとまならくなる病にイギリスでかかりました。

日本で使わないくてもイギリスでは使うかもしれません。ぜひお持ちください。平凡妻は以上3つタイプに当てはまりません。

④実用のためにタモリ化を受け入れた女になりました。

<日焼け止め>

イギリスはお日さまが出ませーん。

「NO sunshine NO life」的な夏好きギャルは3日で逃げ出し、白浜へお帰りになります。

日光を愛する気持ちは捨てて来てください。(さっきサングラス買ってこいって言ったじゃん…。)しかし、少なくても晴れた夏の日は日差しが強い。

イギリスは日焼け止めの需要がそもそもあんまりない。

夏になると、ドラッグスストアにチョロッとベタベタの低品質なサン・クリームが少し並ぶだけ。

日本製の低価格で高品質の、サラっとジェルのように馴染むモノなんてものはありません。

品質を求めるならデパコスに高い金を払うことになります。

美肌のために一年中塗るのが基本の方は持ってきた方がいい。平凡妻は毎日塗ってます。日焼け防止目的ではなく、そもそも紫外線は肌に悪いからです。

SPF入りの化粧下地でもいいと思います。肌意識が高い淑女は買ってきましょう。

「シミやシワも気にしねぇよ?」

という方は持ってこなくてOKですが、普通に気にした方がイイと思います。

バァチャンになってから後悔しても遅いからです。←(余計なお世話)

<高保湿タイプのいつもの化粧水>

イギリスは硬水が基本です。

室内干しで洗濯物がカラっと乾くほど、空気は乾燥しています。

肌が気候と水に慣れない最初のうちは肌荒れしやすいので、最初は使い慣れた高保湿タイプの化粧水を使いましょう。

雪肌精などのサラっとタイプは×

ガッツリ保湿のコッテリ一択。

<日本語の活字が読めるタブレット>

タブレットもこちらで買えばいいのですが、英語で買う&契約も面倒なので持ってきてもいいと思います。

日本の小説や参考書、雑誌などを読めるのはとても楽しい。

普段から活字を読まない方は不要。その代わり、平凡妻のブログを毎日読めばイイと思うヨ。

<賞味期限が長い日本食材>

ロンドンに移住予定でしたら、ほとんどのものは買えるのでいりません。田舎住まいですと、なかなか手に入らないので下記のものは持ってくると便利。

おすすめ日本食材

  • 海鮮系のインスタントお味噌汁(しじみなどは売ってないこと多数)
  • ほうじ茶や緑茶(こちらのは不味いわりに高い)
  • ラーメン(豚骨とサッポロ一番は売っているのでそれ以外)
  • ウェイパー(鶏ガラスープの素より美味しく手に入りにくい)

イギリスはメシマズ大国で有名ですが慣れます。舌も立派にイギリス化するので大丈夫。

日本食に頼るのは最初の1年くらいです。

食事に関して詳しくはコチラ→なぜイギリス料理はマズイのか。理由は2つ!

<ヒートテック>

こちらはユニクロはチープ・ブランドではありません。ヒートテックも日本より高いし、体感的にはイギリスは半年は冬なのでドチャクソ・ユースフル・アイテムです。

セレブ以外は持ってくればイイと思う。

イギリスに持ってこなくても良かったもの

  • 生理用ナプキン
  • 米(ゆめにしきde検索)
  • 炊飯器や圧力鍋
  • ヘアアイロンとドライヤー
  • ファンデーションのストック
  • 日本製ベビーカー

要らなかった!!

このスペース、ウマイ棒でも入れたほうが良くない??

家電は電圧が違うので変圧器を用意するのもメンドクサイので、次第に使わなくなります。イギリス家電はレベルが低いというのが5年間の感想でありますが、慣れる。

イギリスで日本と同等の便利な生活をしようと思うのがそもそもの間違い。先進国ですが、不便の連続に見舞われます。

家本体の故障すらしょっちゅうなので、家電ごとき何てことはありません。置いていきましょう。ご飯は鍋で炊けます。

(平凡妻は炊飯器使ってるけど)

髪を巻いたり、ファンデを塗るのも多分1年もすればやらなる不思議。

短期留学の方以外はポカホンタス的ナチュラル・アジア美女になっていきますので要りません。イギリスで盛っているほうが浮きます。

詳しくはこちらです。→海外カブレはポカホンタス?

日本の軽量型の車輪が小さいベビーカーは、イギリスのガタガタ道やリノリウムのスーパーの床で進まなくてイラつきMAX!!

イギリス式の「これ車かよ。」みたいなpush chair(ベビーカー)を購入がいいかと思います。

(£500くらいしますけど…。)

我が家はカネと相談の結果、日本式ベビーカーで我慢しました。日本で大型を買わなかったことが悔やまれる。

…ということで、本日はこれから渡英を控えている方へのお役立ち情報でした。

こういった記事は溢れているので、ご自身の感覚に一番近い方の情報を参考にされると良いかと思います。

人それぞれですからね。←逃げる

それでは、have a lovely day!

(ウゼェ~)