イギリスははっきり申し上げると食事が不味いです。(英国LOVERにすげぇ怒られそう)
最近は昔に比べ改善されてきたといいますが、それはイギリス国内のアマアマな絶対評価であって近隣ヨーロッパ諸国と比べると残念ながら出遅れ感は否めません。
「そんなコトないもん!イギリスはちゃんと選べば美味しいよ!」と言う方も、たまーにいらっしゃいます。
しかし、厳選しなくとも普通に美味しいのがスタンダードな日本で育ってきた身としては、そういう次元にまで甘くなれません。
愛していてもダメなとこはハッキリ言うぞ!男と一緒で愛しているからといってパチスロ借金と浮気は許せない。
恋は盲目じゃないの。
話は逸れましたが調理のセンスはさておき、イギリス食材の素材は良いです。素材は。日本の平均的主婦がきちんと料理すれば大抵おいしく出来上がります。
そこで本日は4年の実食で「これはハズレなし!」と判明した、高級スーパーwaitroseで買える神の味を発表します。
明日からの食のベター・ライフにお役立てください。
Big & Juicy Vietnamese Cooked White Clams MSC
イギリスのシーフードは概して生臭い。
漁からやり直せと思うほど鮮度ゼロに感じるのは多分平凡妻のイギリスへの愛がまだ足りないからでしょう。4年分の愛でドーピングした舌を持ってしても、乗り越えられない壁がそこにある。
サーモンとムール貝以外は全滅のなか、これはイケます。
浅利の味噌汁が飲みたい。ただそれだけ。味噌スープから除く白いフェイスはやや洋顔だし出汁も薄めですが許容範囲です。
砂抜き完了、冷凍保存。サンキューアサリちゃん。パスタにもウマです。
Unearthed 4 Bavarian frankfurters
グニグニしたソッセジ、マジでNo thank you。
シャウウェッセンというパリッジュワーの2段階方式感動食感の日本のウィンナーに勝るものなし。イギリス式ソーセージ、あんな太い肉の棒っ切れは1mmも好きになれなません。
これはドイツ様のパリッと食感。
ややしょっぱいがお弁当に入れてもいい太さで子供の食いつきも良い。茹でるだけでちゃんと肉汁そのまま。火を通さずとも酒のつまみにもOK。
イギリスのソーセージが美味しくないというより、もうアレは日本とは全くの別物の肉料理として受け入れるべきかもしれない。
味というより食感が問題。
Waitrose 1 burrata cheese
イタリアのモッツァレラチーズのbrother的な存在です。
モッツァさんの中にトロトロのクリームが入っています。ナイフで切るとモッツァレラチーズから生クリーム状のゆるいチーズがあふれ出す。言葉では表しきれない新食感。
味はクリーミーでクセは全くありません。絶対食べてほしい。Waitroseでは一番おすすめです!
味付けはオリーブオイル、塩、粗びき胡椒のみで。どうでもいいが無駄にインスタ映えする女子的アイテム。
Continental Classics 8 Belgian butter waffles
ぶっちゃけベルギーの本場と肩を並べるレベル。
このワッフルを食べて「別に…。」という感想ならベルギーに行く必要ナッシング。それは多分ワッフルが好きじゃないのでは?「ウマイ!」そんな方は今すぐベルギーへどうぞ。
すごく濃厚なバターの香りです。
いい加減ショートブレッドもチョコも飽きた、という方にお勧め。よくあるパンみたいな食感ではなく柔らかいです。お茶菓子から軽い朝ごはんにまでなります。
ただ開けてから日が経つと明らかに味が落ちるので早め消費推奨。
Island Bakery Shortbread Biscuits
ショートブレッドは数あれど、walker’sかコレが一番おいしい。口の中の水分をギリ奪わない食感と、高いバターの味。シンプルisベスト。ザラっとしていかにもショートブレッドだけど他を下す味がします。
Teapigs jasmine pearls tea 15 tea temples
ミルクティー以外が飲みたいのぉぉ!でも店でBlack tea,pleaseと言えない方、ぜひ。フレーバーはEarl greyかJasmineの2択がよろしいかと。
M&Sやチャイナタウンの高級店とかさんざん色々試しましたが、味を妥協せず値段も踏まえると最高のチョイスはコレです。特にEarl greyは今のところ他を超えない。元紅茶店でバイトしてましたが断言します。コレが最&高。
今日も皆様良き日を。少しでも我々の胃袋がおいしさで満たされますように。
悪口の部分もありましたが、今日もイギリスを愛しています。
あしからず。
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