本日は海外生活に辛さを感じている方へ、自身の体験談からどうやって生活を建て直したのか、解決案をご提案する回です。
今お辛い方、ドチャクソわかります。
今はその状態を脱しましたが、渡英当初は夫は10円ハゲ多発&平凡妻はストレスで体調崩しました。
同士よ。
どうやってメンタル向上に努めたのか?経験上、これは効いた!ということをリスト化しました。
- ビタミンDタブレットを毎日摂取する
- Twitter、インスタなどのSNSでキラキラ組を見ない
- ひとりの時間を取る
- 英語に疲れたら逃げていい
- 友達を作る場にでる
- お金の余裕がない時は、今はお金を使わない時間の使い方を学ぶ時だと捉える
順を追って説明します。
イギリスは日照時間が短く、体内で構成されるビタミンDが不足がちです。
ビタミンDが足りないと鬱っぽくなったり気分が落ち込んだりします。イギリスでは子供にマルチビタミンを飲ませることを保健師が推奨しており、成人も意識して飲むようにしてる方も。
特に長い冬はビタミンD不足からくる不調が多くなります。
日本の晴天に慣れている人の不調はコレが原因かも。
Bootsなどの薬局で格安で売っていますので試してみてください。
知り合いの日本人は日光不足が原因で鬱っぽくなったと言っていました。飲み始めたら回復したそう。
外から見る分には華やかな海外生活。
SNSでは余計に外側の充実した生活しか見せません。
英語が通じなかったカッコ悪い自分や、孤独で泣いてしまう夜を晒したりしないから。
(みんな絶対あるでしょ?ないとは言わせねぇ。)
白人社会で生きていく事は予想以上に大変です。
黄色人種のマイノリティとして生きることに、ほぼ日本人で構成された島国育ちの人が慣れるには時間がかかります。
他のアジアの国々では衛生観念や文化面でのストレスも多いはず。
SNSがストレス発散に貢献してるならOKかと思いますが、英語できるキラキラや海外充実フォー!等々が横行している場合がありますのでそっ閉じをお勧めいたします。
元気になったらまた再開しフォーすれば良いのです。
パリ症候群はご存じでしょうか。
海外生活(例えばパリ)に憧れて期待して来た人が、いざ生活を始めたら初めのころは全てが新鮮で楽しかったのに、しばらくすると現実が見えてきて生活も思ったようにいかず、気分が落ち込んでしまう適応障害の一種です。
これは国籍問わずほぼ全ての海外生活者に起こります。
大体3カ月あたりから下降気味になり、その後は通常また上がっていくと言われています。ひとりでゆっくり過ごす時間を持てるのは、生活が安定してきたちょうど気分の下降線を辿るころが多いです。
「一体ここで何をしてるんだろう」
「英語が思ったよりキツイ」
「日本だったらこんな目に合わないのに」
「友達ができない」
これ全て私が毎日思っていたこと。徐々に上がりますので大丈夫。
ひとりの時間を持って、
「今の生活で何が一番大切なのか?」
「何をしにここに来たのか?」
を考えればおのずと楽になります。
平凡妻の場合は、主人の駐在が決まり1歳の息子を連れての渡英でした。
すると答えは「帰任するまで家族全員が健康無事に過ごせるよう、家庭運営と育児をすること。」
これだけできれば友達も英語も、何かを成し遂げなくてもいい。あとは全てオプション。落ち着いて、やりたくなったらやればいいと考えたらスッと楽に。
ワーホリなら英語と社会経験、留学なら英語。
それ以外は後回しにして、頑張っている自分を労わってください。そもそもやってない人0人説。ここで暮らしている限り英語に触れない日はそもそもない。
語学の成長度合いもスタート地点も人によってさまざま。
他人と比べて落ち込む必要はありません。世界中どこで生きていても、自分軸をどうか忘れないで。
諦めたくなければ泣ける映画や音楽で。
英語が好きです。でも辛いもんは辛いし、やりたくないときもあります。そんなときはもういっそ逃げる!
それでも英語はうまくなりたい。
そんなときは映画と音楽をお使いください。リスニングの練習にもなりますし、何より楽しい。楽しくないと続きません。
平凡妻はモノマネが得意なんですけど(誰得情報)、イギリス英語のモノマネをしていたら発音は褒められるようになりました。
ということで、洋楽は発音に効きます。
イギリスで有名どころはEd Sheeranですね。Castle on the Hill、聞いてみてください。カッスル!イギリス英語だなぁって思って聞くのも勉強です。
泣けるイギリス映画でおすすめはMe Before You.イギリスのベストセラーで恋愛と障碍者の安楽死をテーマに書かれた作品。
この映画を見ながらチップスと酒で精神クレンズしたこと多数。
ここで大事なのは、場に出るということ。
実際に友達ができなくても問題ありません。その一歩の勇気が何よりも大変なのは、大人ならだれでも知っています。
その一歩ができた人は、絶対にこの先の生活で良い友人に恵まれます。
あとはずっと場に出る努力さえすれば、あっちから見つけてくれます。
平凡妻はボッチでしたが、落ち着いたころ子供の習い事と自分用にギターとエアロビのレッスンを始めたら、ちゃんと友人ができました。
海外生活がずっと孤独なワケないので今はアイスでも食べましょう。
食べ終わったら10倍勇気を出して飛び込むのみ。(嫌ならやめればいいし。)
マネー問題、この中で一番辛い。
本当に骨身に来るキツさは金!カネカネ言いたくはないですがマジでお金がないと余計に海外生活はキツイ。
貧乏がいいなんて言いませんが、お金を使わず楽しめる場所は日本より多いのがイギリスです。ホームパーティーや公園でピクニックも日常茶飯事なので、前向きに乗り切りましょう。
お金だけは錬金できないので我慢するしかありません。働き過ぎても心身ともにやつれるし、全員が家族に頼れるわけではない。
平凡妻は学生時代カナダで暮らしていた頃は超絶貧乏で、それこそコーヒー一杯を買うのもケチり、友達とコーヒーシェアするの当たり前&いつも食パンで節約。
全財産50万だけで半年生活していました。←ドン引き
間違いなく人生で一番辛かった。
二度と経験したくないレベル。
辛すぎて半年で帰国した雑魚、それが平凡妻です。
貧乏を経験して分かったことは、お金がなくても楽しめるかは、自分のメンタルにかかっているということです。
きっと、今は成長の時。
ていうか、そう思わないと生き抜けません。
大学の卒業は5年かかったしリーマンショックの影響モロ受けで就職しそびれ、カナダで呪われたかと思いました。
海外で暮らすという選択は、誰にでもできるものではありません。莫大なお金もかかるし、休学や仕事を辞めて来た人もいらっしゃるはず。
せっかくの誰でもできる経験じゃないからこそ、今悩んでいる方の助けになればと思います。
さっ、元気出していきまっしょい!
辛い期間を乗り越えたら、あとは自分らしく暮らしていくのみ。
やすみやすみ、やろう。
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